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そして誰もいなくなった

 父も母も生きている。何人かの叔父もたくさんの叔母も皆生きている。義理仲の親戚も多い。それでも今は私がトップだ。たくさんの問題が私の肩にかかり、選択し決定しなければならないことが多くある。誰も助けてくれない。誰にも相談出来ない。そうぼやいたら息子が「そんなことないよ、僕に言って」と言った。有難いけれど、息子は息子、私が頼る相手ではまだない。あと10年したら頼ってもいいかと思えるかもしれないが、今はまだ私が守っていると実は思っている。

 年をとることを嫌だとは思わないが、どんどん孤独になるんだな。みんな生きているけれど誰もいないんだな。みんなが命を終えた時、孤独から解放されるのかな。

 今、誰かがそばにいて話を聞いてくれて優しい言葉をかけてくれたら、きっと私は騙されるに違いない。