脳に負荷をかける

 時々無性に脳みそを使いたくなる時がある。テキストを開いて勉強したくなるのだ。己の向き不向きを考慮しないで挙げてみると、気象学、生理学、経済学等に惹かれるものがある。机に向かって教科書を開きノートに書き写したりする作業を無性にしてみたくなる。脳に負荷をかけるのはある意味気持ちがいい。ここ数年で最も脳が悲鳴をあげた本は日経が出している「経済教室セレクション」である。何しろ書いてあることの9割がたが理解できない。この文章を書いている人がいる、片や私は読んでも理解することが出来ない、この事実はかなりショッキングであった。ごくたまに引っ張り出して己の無知蒙昧を確認して自虐的快感を味わっている。

 ところで脳に負荷をかける意味もあって数年前に数学の個人授業を受けていたことがある。夫が病に倒れたために中止となってしまったが、その時にブログに書いていた文章があるので、写しておこうと思う。