2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

マディソン郡の橋

TSUTAYATVで購入し、20年ぶりくらいに再鑑賞した。原作も読んだけれど、映画の方が良いと思う数少ない作品だ。主人公のフランチェスカよりも年上になった今見ると、田舎の暮らしの美しさと悲しさが映像と相俟ってしみじみと伝わって来る。以前に観た時は大い…

エドワード・ホッパー「朝の日ざし」

このブログは最終的に活字の本にすることを目的に書いているもので、本にする時の表紙に考えていたイメージがある。月の光に照らされた部屋のベッドで一人の女性が静かに腰かけ窓の外を見つめているというもの。その構図とほとんど同じ印象の絵を夫を連れて…

そして誰もいなくなった

父も母も生きている。何人かの叔父もたくさんの叔母も皆生きている。義理仲の親戚も多い。それでも今は私がトップだ。たくさんの問題が私の肩にかかり、選択し決定しなければならないことが多くある。誰も助けてくれない。誰にも相談出来ない。そうぼやいた…

ドアが開いてるよ

ふとしたことに触発されて過去の嫌な思い出がよみがえってしまうことがよくある。なかなか気持ちを切り替えられずにずるずる引きずってしまう性格だ。何かで読んだことがあるのだが、人間の脳は悪い思い出を強く残しておくものらしい。同じ失敗を繰り返させ…

私の行動範囲

住んでいる町の図書館。息子が住んでいる市の図書館。県立図書館。たまにブックオフ。たまにジュンク堂。桜坂劇場。これらをぐるぐる廻っている。 本は三度の飯より大事だけれど、読み返すということはなかなか無いので図書館本を大いに利用している。町の図…

思い出さない

本を読んでいてその中の文章に触発されて過去の思い出が蘇ることがよくある。私にはいいことはなかったのかと思いたくなるくらい、嫌な思い出ばかりがずるずるずるずる引き出されて来る。何かで読んだ記憶があるのだが、人は同じ過ちを犯さないために悪い記…

確定申告

40代後半は広島市内の税理士事務所で仕事をしていた。 年に一度の大仕事は3月の確定申告である。月次の集計がしっかりなされている事業所はともかく、領収書からしていい加減な年に一度だけのお付き合いのお客様は大騒動となる。締切が冷然と決っているので…